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"桂枝雀さんが生前にお笑い理論を体系立てていて、その中に『緊張と緩和』というものがあります。緊張させておいてホッと緩和することで思わず笑いが生まれる。これが逆では笑いが生まれにくい。また、そこそこ大きな緊..."

桂枝雀さんが生前にお笑い理論を体系立てていて、その中に『緊張と緩和』というものがあります。緊張させておいてホッと緩和することで思わず笑いが生まれる。これが逆では笑いが生まれにくい。また、そこそこ大きな緊張状態から緩和状態に一気に持っていくことで、安堵と共に笑いが起きるという。

 更に桂枝雀さんのお笑い理論でいうと、笑いが起こるには「他人のちょっとした困り」が良いと言います。困るというのは緊張です。自分が困るという緊張は強すぎて、緩和に結びつかず笑いになりにくい。自分は困っていなくて他人は困っていると、それは他人ごとなので緩和になる。ただし、他人ごととはいえ人間はどこかで他人と自分を重ねるため、大きすぎる困りごとではこれまた緊張が勝ってしまって「笑い事ではない」となってしまう。だから「他人のちょっとした困り」がちょうど良い。そういう理屈です。



- ココロコネクトのドッキリが失敗した理由をお笑い理論から考えてみる - じゃがめブログ (via katoyuu)

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