“
- 【PC Watch】 楽天「kobo Touch」試用レポート(後編) ~電子書籍の購入プロセスと自炊ビューアとしての使い勝手をチェック
端末、ストア、そして日本語電子書籍の点数に至るまで、発売直後の現時点では課題は山積みだ。現在も専用端末を中心にReader Storeを展開しているソニーも、汎用端末に切り替わったもののGALAPAGOS STOREを展開するシャープも、スタート当時はさまざまな部分で粗が見られたが、オープンから約1年半が経過した現在では使い勝手は劇的に改善されており、ラインナップも書籍とコミックを合わせて5万点とも6万点とも言われる数にまで増加している。これに比べてkoboは、2万点を切る日本語書籍、直感的でない使い勝手、あちこちに見られるバグと、他の電子書籍ストアと比較してあえて選ぶ理由が見当たらない。
こうした状況下でユーザーがすべきことは「今後に期待して」本製品にいますぐ投資することではなく、現在起こっている不具合の解消を見届け、また事前にぶち上げられた「毎日1,000タイトルの増加」、「年内に20万冊のラインナップ」といったロードマップが本当に実現するのかを見極め、それによって投資するか否かを決定することだろう。事前に大風呂敷を広げた結果がこれだった以上、ユーザー側としてもそれくらいの慎重さはあってよいはずだ。
”- 【PC Watch】 楽天「kobo Touch」試用レポート(後編) ~電子書籍の購入プロセスと自炊ビューアとしての使い勝手をチェック