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- 警察の“クラブ狩り”、その本当の狙いはクスリと暴力団への金の流れだった? (週プレNEWS) - Yahoo!ニュース
4月4日に摘発された大阪・キタ『NOON』の経営者、金光正年氏は、摘発の1ヶ月前に警察の立ち入り調査を受け、風営法の許可を取る(=午前0時以降はダンス禁止)か、ダンス営業をやめるかの選択を迫られた。結果、金光氏はクラブ運営を諦めたが、まさにその店内改装直前に摘発を受けたという。
摘発の際には、店内から預金通帳と帳簿が押収され、22日の勾留期間中、ほとんどが金の流れに関する取調べだった。
「捜査が変な方向に向かってるなと感じました。取り調べの席で見せられた預金通帳のコピーに『組織犯罪対策課』と書いてあった。風営法に関する取締りは生活安全課の担当のはず。不可解でした」(前出・金光氏)
クラブ事情に詳しい齋藤貴弘弁護士が続ける。
「『ダンスをさせたこと』が問題なら、どういう設備があって、客にどんなダンスをさせていたかが調べられるはず。組織犯罪対策課が捜査に絡んでいるなら、一連のクラブ摘発は暴対法や暴力団排除条例をにらんでいるのかもしれない。クラブが裏組織の資金源になっているんじゃないか、と疑われているということです」
現在のところ、摘発された店の中から暴力団との関係が発覚した事実はなく、金光氏も「100パーセントあり得ない」と反論する。はたして警察の真の狙いはどこにあるのか。それを明らかにせず、クラブカルチャーを根絶やしにしようとしている現在の摘発には、疑問を感じざるを得ない。
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