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275 スージー(福岡県) 2011/02/20(日) 19:57:47.85 ID:7MA2NrB30
若者「もう死にたい・・」
老人「もっと生きたい」
”老人「もっと生きたい」
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【2ch】ニュー速クオリティ:日 本 で は 2 人 に 1 人 の 学 生 が 就 職 で き ま せ ん (via tra249)
「二匹ずつ脇腹でつながったネズミ、あれは、何なんですか。生まれつきの畸形?」
「血管を接合したのだ」
「人為的に?」
「そうだ。専門的にいうと、パラビオーシスという技術なのだが。接合された二個のネズミは、心臓は別々に鼓動するが、ひとつの共通循環系を持つ。つまり、二つの個体を一つの血液が循環するようになる」
「なんのために、そんな……」
「老いたネズミに若いネズミを結合すると、老いたほうは、通常より寿命が延び、若いほうは、早く死ぬ。極限寿命に近づいていることを、老いた肉体のほうが切実に認識し、若い生命力を積極的に吸収しようとつとめるからという推論がなりたつ。元気なほうの免疫系が、弱ったほうを保護し、神経内分泌物が産生するホルモンが相手を活性化するとも、考えられる。だから、この方法は、不老、あるいは虚弱者を壮健にする一手段となりうる」
「若いほう、元気なほうは、老いたほう、弱いほうの、犠牲になるの?」
「若く元気なものが、知能的に、あるいは種族的に劣り、生存の価値がなく、老いたほう、虚弱なほうが、世界に貢献する能力をもっているばあい、これは、きわめて重要な意義をもつ。そうだろう?」
『死の泉』皆川博子著、ハヤカワ文庫、2001年、p131-132
(via solum13)