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"もっと不安なのはその先だ。いまは児童ポルノが標的になっているだけだ、と思うかもしれない。だが、その次にはエロティックな表現全般が、次には残酷な表現が、さらには「不快な表現」というだけでも取り締まられるか..."

もっと不安なのはその先だ。いまは児童ポルノが標的になっているだけだ、と思うかもしれない。だが、その次にはエロティックな表現全般が、次には残酷な表現が、さらには「不快な表現」というだけでも取り締まられるかもしれない。実際、戦前には中原淳一の絵が「病的」といわれて発禁になった。いや、戦前の方がまだマシかもしれない。さしもの軍部も「中原淳一の絵を持っているだけで逮捕」などという暴挙には出なかった。いまの児童ポルノ法案はそれ以上のことをやろうとしているのだ。

 人によっては心配し過ぎだ、と思う人もあるかもしれない。けれども2010年以降の我が国では、異様なくらい表現の自由が奪われている。たとえばここ数年、午前1時以降にクラブで踊っていると逮捕されるという、なんともシュールな事態が常態化している。



- 篠山紀信さんにもネガごと捨ててもらうとの議員発言 - memorandum † 樋口ヒロユキ

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