大谷「タクシー降りた瞬間に、その話がしこたま終わった後に、『そういえばロンドンハーツさんの番組で、そういうのでやって芸人が選ぶのでやって、1位は永作博美さんでしたね』って言った、なんでそれ先に言わねえの!って思ったんですよ」
おおち「あぁ~」
大谷「そうでしょ?みんなで言う前に、『情報としましては・・・』って言って、言ってから『あ~、なるほどな~、でも俺は・・・』とかいう感じの入り方でしょ?」
おおち「そうね」
大谷「話の面白くないやつは、最後にそういう余計なプライドを見せるんですよ、僕は知ってましたけど~とか、僕はあえて牛丼は嫌いなんですよ~とか、そういうプライド、ちっちゃな、ちっちゃ~いプライド、ちっちゃい個性を、ものすごいぶつけてくるんですよ」
おおち「なるほどね」
大谷「つまりちっちゃい個性が、今ほんとに求められてないんですよ、だけど多分、ネットの中では、倍そっちが有ったほうがいいじゃないかなって、僕は最近思いますね」
おおち「ほぉ~」
(会場から拍手)
大谷「いや~、こんな気持ちいい番組ないですね、でもこれちょっとあると思いません?」
おおち「分かる、分かる」
大谷「すっごい多いんですよ、で、若い人に限ってすっごい多いんですよ」
おおち「出すよね、それ」
大谷「ともかく個性を出さなきゃいけないっていう、でもそんなにこっちは求めてないんです、どっちかって言うと『え、牛丼は?』って聞いた俺が、話を広げようとしてるんです」
おおち「うん」
大谷「それを拒絶されてるから、『いや~無いっすわ』って言った瞬間に話が広がっていかないんです、お前は本当にそうかもしれないけど、本当は多分乗っかっていかないといけないんでしょうね」
おおち「アニメの話してても、ちょっとよく分かんないアニメとか出されてもね」
大谷「そう!分かるんですよ、お前の個性とか世界観は分かるんだけど、話を広げるってそういうことじゃないと」
おおち「なるほどな~」
大谷「それ、すっごい最近思いますね、良いか悪いか別にしてね」
”- 話が面白くないやつは余計な個性をぶつけてくる - お笑い芸人のちょっとヒヒ話