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"日本で体罰が多く見られるようになったのは比較的最近の事で、軍隊での教育が影響しています。世界で最も教育水準が高かった江戸時代の日本において、寺子屋、郷学、藩校ではほとんど体罰がありませんでした。軍隊にお..."

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“日本で体罰が多く見られるようになったのは比較的最近の事で、軍隊での教育が影響しています。
世界で最も教育水準が高かった江戸時代の日本において、寺子屋、郷学、藩校ではほとんど体罰がありませんでした。
軍隊においても日本で体罰が多く行われ始めたのは日露戦争後で、これは日露戦争時に兵士の逃亡が相次いだため、軍は国民に服従の観念の徹底をはかる必要に迫られたことを基点にしています。

明治においても教育令(明治12年)第46条で既に「凡学校ニ於テハ、生徒ニ体罰(殴チ或ハ縛スルノ類)ヲ加フヘカラス」と体罰禁止が法律として明文化されていました。
これは体罰禁止において最先端であったフランスより8年も早く、日本文化において教育手法としての体罰は古くから社会的に受け入れられないものだったといえます。
体罰が軍隊からもたらされた傾向があるとはいえ、当の軍隊の首脳陣であった山本五十六ですら『やってみせて、言って聞かせて、やらせてみて、 ほめてやらねば人は動かじ。話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。』の名言を残し、教育とは体罰ではない事を承知していました。

そもそも、日本では学校教育法第11条で体罰禁止が明文化されています。

- 月刊セブンティーンの「いじめ対策特集」で伝えたかったこと -「いじめ」「体罰」問題の根底にある5つの誤認識-: 【National INtelligence agency of JApan(NINJA)】日本情報分析局 (via laft)

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